まったくの他人の会話内容に、気持ちがザワザワした。
コーヒー屋さんで、ボーッとスマホいじってたときのこと
二人組の女性の会話が妙に耳に入ってきた
内容は、ひたすらご自身の夫のことをディスりまくりあうでした
きっと、男女問わずよくある話題だと思います
何となく「夫(妻)の悪口ガンガン言っちゃうアタシ(オレ)!」を演出できて、周囲に対してマウンティングしてるような気になって、気持ちよくなっちゃうこともあるんだと思います
でも、聞いてて非常に心がザワザワして、イライラしてしまいました
気分悪いなあ、と思いながらそのお店を出ました
で、少し考えてみました、「悪口と批判の違いは何か」
ここで考えることなく、ちょろっとググればいくらでも気の利いた言い回しで、説明してくれています。
曰く、批判とは、根拠あり、対案あり、改善可能なこと、愛がある(笑)
悪口はそういうのがない
ちなみに、goo辞書で「批判」を引くと、
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1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を批判する」「批判力を養う」
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2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の批判を受ける」「政府を批判する」
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3 哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること
同じく「悪口」を引くと、
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「わるぐち」とも》他人を悪く言うこと。また、その言葉。あっこう。「上司の悪口を言う」
ということ
- なんとなく批判は正しいことで、悪口はだめなやつな感じですね
- でも、件の女性二人組の会話がどちらなのかというと、よくわかりません
- 夫の言動や行動について欠点を指摘しているので、批判ともとれますし、単に夫を悪く言っているだけなので悪口ともとれます
- 現に私は彼女たちに対してイラついたのです
ここまで考えてギクリとしました
我が身を振り返り、これまで誰かや何かを批判するつもりで、声高に発言して、正しいことをした気になっていることがたくさんあったなあ、と
適切な批判をしている気になって、実際にまあまあ正しい批判であったとしても、周りでそれを聞いている人や、仕方なく耳に入ってきた人たちを、イラつかせていたのかもしれない、と
今日の掘り下げ
正しいことかもしれないけど、批判的なことをやたらに言うもんではない
本当に直してほしい事があったときに、その人だけに直接お願いする形で、批判的なことを言うようにしないと、周りの方を嫌な気持ちにしてしまう。